1.風見鶏-Introduction-
2.パーフェクトドリーム
作詞:Chihiro Imai
作曲:Chihiro Imai
旅の始まりの心細さは 見慣れてた町並みをいとおしく見せた
涙をこらえて笑った顔は 窓の外に映って闇に消えていった
僕の手の中のイビツな太陽はやがて行く道を照らし始める
It's perfect こんなに胸が騒ぐから 夢は終わらない
広がってく Perfect dream
あの頃の僕を支えた歌は街の雑踏の中 かき消されていった
鏡の中で見つめた顔は何も語らぬまま 僕を見つめていた
僕の手の中の消えゆく太陽は何故にこの夢を焦がしてゆくの?
It's perfect あんなに愛した誰かをなくしてしまっても
Perfect, Perfect dream
僕の手の中の無様な太陽はやがてその答えを照らし始める
It's perfect どんなに悲しい時代でも僕を動かすのは
いつだって It's perfect dream
Perfect こんなに胸が騒ぐから 夢は終わらない
広がってく Perfect dream
3.国道16
作詞:今井千尋
作曲:今井千尋
遠くへ 遠くへ 君を連れてく
長い トンネルを越えて
ah 夜の16号 僕の故郷 ah 君に見せたくて
いつもは はしゃいだ 君でも 今夜は
ずっと月を眺めてた
(go straight) 遠くへ 遠くへ この道を行こう
(go straight) その手を 放さないでいて
(go straight) 初めて あの街 君を連れてく
長いトンネルを越えて
ah ノートに描いた落書きのあと ah 別れた友達
も一度 会えたら いいねと 笑った
影は東に伸びてた
(go straight) 遠くへ 遠くへ 行ける気がした
(go straight) あの日は 青春の中
(go straight) 言えずに 言えずに 破いた手紙
やがて思い出に変わる
遠くへ 遠くへ 急ぐ僕らの
未来は 見えないけれど
最後の 最後の 恋に落ちたと
消えてく月を見上げてた
(go straight) 遠くへ 遠くへ この道を行こう
(go straight) その手を 放さないでいて
(go straight) 初めて あの街 君を連れてく
長いトンネルを越えて
4.少年
作詞:Chihiro Imai
作曲:Chihiro Imai
行く場所もないまま 何処かに走りたかった
理由もないまま 誰かに伝えたかった
あの頃 僕らは時間を無限と思った
一秒一秒が 止まって見えてた
春を待ちながら 雪を踏みながら
叫んだあの日の少年は消えていった
君を待ちながら 影を踏みながら
夢を抱きながら 少年は消えていった
初めて彼女の香りを知った夜は
欲しかった全てを手にした気がしたんだ
すれ違った少女が最後に教えてくれた
綺麗にのこるもの 汚れてしまうもの
雷を聞いた そのドア叩いた
心が動いた 少年は夢の中
紫にじんだ カモメが鳴いてた
むちゃくちゃに泣いた 一週間は過ぎてった
春を待ちながら 雪を踏みながら
叫んだあの日の少年は消えていった
早咲きのサクラ その手を伸ばした
くちびるを噛んだ 少年は夢の中
君を待ちながら 影を踏みながら
夢を抱きながら 少年は消えていった
5.cold flower
作詞:Chihiro Imai
作曲:Chihiro Imai
この海に投げ捨てた いくつもの痛かった恋が
今 二人たどり着くためならば それも構わないよ
cold flower 君にあげたいものは
このまま たった一つの言葉
※深く 深く ずっと もっと深くへ
君の中で泳いでいたい
誰にも聞こえぬよに 君が好きと抱きしめたい※
光さえ届かない 温かい水に抱かれて
揺れている蜻蛉が 新しい命を運んでくる
cold flower 君にみせたいものは
このまま たった一つのカタチ
近く 近く ずっと もっと近くで
君の熱を感じていたい
永遠になった小さな愛を 二人ずっと眺めていよう
鮮やかな全ての記憶達が愛しい
(※くり返し)
6.月の虹
作詞:Nobutaka Okubo
作曲:Daisuke Ito
Ah 雨は近い 雲が囲んだ
Ah 夜が昇る 鈍い二つの影
満たした あの思いが 色褪せるのは何故
いつしか 過ぎてった日々が ひかり出すのは何故
Ah 月の虹は 今の僕を 照らし続ける
Ah 刺さるように 痛むように ゆっくりと
Ah 砂漠の上 風が吹いてる
Ah 足跡まで 消してゆく気がして
少しの 優しさまで 傷つけるのは何故
いつしか あの言葉が 嘘になるのは何故
Ah 月の虹が 今も君を 照らし続ける
Ah 包むように 癒すように ゆっくりと
分かっていたんだ 全ての光が 永遠じゃないこと
Ah 月の虹は 明日雨を 降らすのだろう
Ah そしていつか 別の道で 輝きを
Ah 月の虹は 君と僕を 照らし続ける
Ah 刺さるように 痛むように ゆっくりと
7.洗濯機のうた
作詞:Chihiro Imai
作曲:Chihiro Imai
春、夏、秋が過ぎ 冬が来るように
大きな洗濯機の中で僕らは生きてんだ
泥にまみれたシャツが白くなるように
今日も洗濯機の中で回り続ける 泳ぎ続ける
自分の中で絡まってるものがあるなら 今夜吐き出しちまおう
誰かを守りたいと思えた時が
本当の始まりだったと後で気付いた
そんな時代を僕は歌う 全ての痛み流す 洗濯機のうた
しゃぼんの泡の中で夢を見るように
美しい未来の中へ歩き続ける 揉まれ続ける
自分の中で散らばってる自信のカケラ 今夜繋ぎ合わそう
「何処までもいけるよ」とおどけて見せた
冷たい水を飲んで目覚めた朝のように変わらず僕は歌う
全てを許してゆく 洗濯機のうた
大きな渦の中で過ぎてく日々が
幸せだったんだと今なら分かる
そんな時代を僕は歌う 全ての痛み流す 洗濯機のうた
8.DiDiDi
作詞:Daisuke Ito・Nobutaka Okubo・Chihiro Imai
作曲:Daisuke Ito
ずっと待ってたんだ
やっと夜がきた
微妙なチューニングもすぐに終わらせて
そっと抱えれば
じっと見つめてる
手にした赤いピック思わず落としそうで
DiDiDi すべる指でチョーキングしたら
簡単なフレーズ のらり・ふらり・ふたり・乗々
1, 2, 3, リズムのって呼吸したら
白いソファで飛んで跳ねて頭酔々
きっと上手くなる
ぴったり合わせて
くびれたラインすべるように撫でてゆく
じっとキープして
もっとループして
檸檬ジュースの中に落ちた蟻のようで
ミミミミレド カラダが熱くなる
斬新なフレーズ 走る・揺れる・止まる・重なる
1, 2, 3, 次で最高潮目指すから
一瞬の夢のように更にじかに愛して
DiDiDi 響く心地いいこの振動
禁断のフレーズ 愛情・好調・感情・輝々
1, 2, 3, リズムのって呼吸したら
白いソファで飛んで跳ねて頭酔々
9.残像
作詞:Chihiro Imai
作曲:Chihiro Imai
「今日もよく頑張ったね」とあなたの声が胸に響く
「ただいま」とたった一言 ただそれだけで分かり合える
「まだ仕事の顔してる」といたずらに笑う声が
凍り付いた心の壁 溶かしてゆく
目を閉じれば見える光のような
毎日は過ぎ去ってゆくけど
明日ハキット イイコトアルカラ
今だけは 今だけは 静かに
地下鉄は地上へ出て 川に光を落としてゆく
揺れながら考えること いつも決まって同じこと
やりたいことだけできたら どんなにいいだろう
だけど出来ないこと出来た時に 僕は変わる
※少ししわの増えた この手のひらで
守らなきゃいけないものがある
明日ハモット ガンバッテミルヨ
今だけは 今だけは 静かに※
目を閉じれば見える光のような
毎日は過ぎ去ってゆくけど
明日ハキット イイコトアルカラ
今だけ
(※くり返し)
10.勇気の花
作詞:Nobutaka Okubo
作曲:Chihiro Imai
「負けたくない」今日も一人 あの人の歌口ずさむ
寝転んで涙ぐんでも あの頃には戻れない
悔しさ弱さ淋しさ 溢れるくらい知って
歪んで映る天井に 君はまた夢を掲げてる
咲き続ける そう勇気の花
両手に抱えて陽の光を 導いて
咲き続ける この勇気の花
願いが喜びに変わるまで その日まで
「信じる」という言葉は 時として力になる
でも人は確かなものに 槌りたいのかもね
頭に漂う現実 少し錆びた空気
今でも赤い喉を裂いてみては 希望の歌を唄う
愛すべき人よ 今 何を思う
もし何処かで足がすくんだら 会いに来て
愛という水を 少しだけ欲しい
立ち向かう強さが欲しいから 少しだけ
咲き続ける そう勇気の花
両手に抱えて陽の光を 導いて
枯らせはしない この勇気の花
叫びが喜びに変わるまで その日まで
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